産地のご紹介
日本海に面する新潟県の南に位置し、人口約32,000人の小さくて静かな町、新潟県妙高市(旧・新井市)。この地方は「久比岐野(くびきの)」と呼ばれ、美味しいお米の産地として名を馳せております。その中でも最高の環境にあるのが、妙高山系の麓にある「斐太(ひだ)の里」。ここに私たちの田んぼがあります。
この土地は、妙高山系の2000メートル級からなる山々に囲まれ、山間部では冬の間に5~10mもの雪が降り積もります。春になるにつれて徐々に溶け出した雪が、ゆっくりと時間をかけて地面に浸透していきます。
やがてミネラルをたっぷり含んだ水が地下から湧き出し、私たちの田んぼを潤します。
私たち田んぼはこの地方の平野部よりも、小高い場所に位置し朝晩の寒暖の差が大きく現れます。
稲の成長期である初夏~初秋の時期、この寒暖の差がお米の糖質を高め、炊き上がってからの深い香りときれいな粘りを生み出します。